アイドルに縋るオタクの記録

アイドルとしての感情

 

*菅原生誕の記事は「推しの生誕祭に入れるしあわせ - 虚心坦懐48」にてすでに書いてあるのですが引用が大半でじっくり考えられていなかったので改めて書いてみました。

 

2019.01.10(木)

SKE48 チームE『SKEフェスティバル』公演

菅原茉椰生誕祭

@SKE48劇場

 

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(10順目・5列目上手)

 

大好きな松井玲奈さんのポジションをさせてもらうことがすごい多かった1年だったんですが、玲奈さんは玲奈さんだし、菅原は菅原なので、そこは一緒に見ないでほしいなって思います。

 

 この話題は出るとは思っていたがここまではっきり言ってくるとは思わなかった。

 

 向井地美音単推しだった僕が2人も推しメンを増やした2018年。そのうちの1人がSKE48 Team E所属の菅原茉椰さんで、ありがたいことに一番近い2019年の生誕祭に参加することができた。

 

 「会う度、話す度に印象が変わる」––––そう彼女に伝えたのは1月20日に行われたAKB48大握手会だ。僕が彼女を推すきっかけとなった「菅原茉椰のEMPTY CANVAS」という番組の劇場公開収録では楽しそうなイメージが真っ先にきた。3日後に開催された握手会で初めて握手した際には顔覚えが早い子という印象を受け、これには驚いた。また、世界選抜総選挙にて、ファンの大歓声のあまりスピーチの途中でいきなり思わず涙しながら「ありがとうございます」を伝えていた29位の子が僕はやけに印象に残っていた(向井地美音の速報順位が29位だったのでこの数字に敏感だったのはある)。もっともその子と菅原茉椰が同一人物だと知ったのはライブビューイングに行ったSKEリクアワのことをブログに書こうと思ってセトリなど振り返っていたときなので約3ヶ月かかったことになるのだが。

 

 そんな彼女が生誕祭の場でやはり涙ながらに訴えかける姿には胸を打たれた。中盤までは笑いありのスピーチだったのだが、ある一瞬を境に空気が変わったのを肌で覚えている。そこで話していたのが本記事冒頭のフレーズである。

 

 

 最初に抱いた楽しそうなイメージからはあまり想像し難いスピーチ内容だったと思う。こう言ってはなんだが、ここまでファン想いの子なのかと生誕祭の場で気づかされた。僕に限った話だと、向井地美音さんの場合はAKB48グループを好きでいてくれればうれしいという思いが根底にあって、「他のレーンに行っても良いけど一番は私ね」というスタンスだったので「他のレーンにもマジで行ってほしくない」と強く示してくれたのにはぐっとくるものがあった。というのも彼女、1月20日の大握手会にて、僕の前の方に「さっき隣のレーンいたよね」と言っていた。案外バレバレなのである。

 

 そもそもAKB48グループという大人数アイドルグループでやっていくにはこういった感情は必須なのだと思う。選抜総選挙などの投票系イベントで現状の自分の立ち位置や推され具合を一つ二つ飛び越えられるようオタクを動かすのだ。それにはやはりただ熱いだけでなく、やや黒いものも滲み出てきてしまうものなのだろう(この風潮はどうなのだというのが一応の僕の立ち位置ではあるのだけど)。結果としてそれを“うまく”やった者が成功しているパターンが多いと思われる。

 

 特にSKE48はそういう負の感情をエネルギーにしているメンバーが多いような気もする。だからこそ栄オタは投票系イベントのハックは得意としているはずだ。そういった意味では生存戦略ともいえるようなこの感情を生誕祭の場だからこそ彼女は伝えたかったのだろう。

 

 いや、もしかしたら僕が知らなかっただけで、こちらが本来の菅原茉椰なのかもしれない。しかし彼女はAKB48 54th「NO WAY MAN」にてAKB選抜に初抜擢されており、ここで新規参入が少なからずあったと考えればこのタイミングでのこのようなスピーチは“うまい”といえるだろう。そしてこれは新規だけでなく「AKB選抜に入ったのだから俺の役目は終わった」などと考えるTOのごとく自分に酔いしれた発言をするオタクにも十分有効なのである。

 

 選抜総選挙に関して、初ランクインにして第29位なんて本人もファンもこの上ない喜びだっただろう。そのときのナゴヤドームは大盛り上がりだったことは覚えているが当時の僕はそれを共有することはできるはずもなかった。思えば「コップの中の木漏れ日」の全握・個握は参加したものの、その歌唱メンバーに菅原茉椰がいたことを知ったのはつい最近である。何せお目当てはトランジットガールズだったものですから。

 

 そう考えると不思議な縁だと思う。すがきゃん公開収録は立ち見がなく、かつ「すがきゃん枠」という枠が別にあったため、刷られるチケットの枚数は劇場公演よりは少ない。それを踏まえて当たると思わなかったから応募した節さえあったのだ。しかしそれに(なぜか)当選し、そこから推し始めた僕は以降の彼女の活躍を考えると非常にオイシイ思いをさせていただいている。つまり先ほどアイドルに必須な感情だと述べた負の方向の感情を彼女から持ちかけられたことはないと言っていい。もちろん総選挙投票期間にはそれはあったと推察するが、僕にはまだ関係のないことだ。

 

 広く見れば選抜総選挙で僕は彼女に出会わせてくれたので、今年はその選抜総選挙にて目標順位をプレゼントして、今度は僕が彼女にオイシイ思いをさせてあげる番だと勝手に意気込んでいる。まあ色々あって今年の選抜総選挙は開催されるかがそもそも怪しいところではあるが、第11位を目標にするということで、その言葉をしっかりと受け止めた。

 

 僕自身投票系イベントに思うところはあるし、アイドルのこの感情に付き合っていると疲弊を伴うのは間違いない。間違いないが、それが理由で放り投げるのもまたどうなのという話で。やれることはやっていこうぜと、こういうわけである。

 

 また、ここまで辿り着いた皆様はぜひ一度彼女に会いに行ってみてほしい。ショートになってよりかわいさや綺麗さが増したところだ。知り合いの方はぜひ連番を。