2019.03.19(火)
––––あれ、まだ乃木坂にも身を置いていたのですか。
「いえ、3期生からまったくわかりません。しかし衛藤美彩さんを推している友人がいたのでこのコンサートの存在は知っていました。」
––––その方に誘われたということですか。
「それも違くて。僕が乃木坂から離れたのは約3年前なのですが、その際に乃木坂46Mobileを解約していなかったんですよね。それに気づいたタイミングと当該ソロコンの第1次申込期間がたまたま一致していたので僕が応募しました(その彼は名義を持っていない)。」
––––なるほど。すると座席も悪くなかったのでは?
「それはもう申し分ない席でした。第1次で当選したのでそこまで悪くないとは思っていましたが、アリーナ席のしかも前方で、モニターを見る必要もありませんでした。」
––––昨今の乃木坂の大箱では見切れ席やステージバック席も用意されています。
「そのようですね。かつてAKBで音席というのもありましたが、それの類ですよね。しかしソロコンサートですらそこまで埋めてしまうのは乃木坂46のブランド力だと思います。」
––––では当日のことについて伺おうと思います。印象に残ったセットリストはどこでしたか。
「そうですね、僕は後半の『今、話したい誰かがいる』が強く印象に残っています。乃木坂46の楽曲としてのこれらももちろん良いのだけど、ピアノだけで披露した今回、ソロコンのしっとりとした雰囲気にマッチしていたのは新たな発見でした。『シンクロニシティ』もそれに当てはまると思います。」
––––バラードパートが印象的だったのですね。
「その直前は比較的アップテンポの曲があったと思うのですが初めて聴く曲もいくつかあって多くは語ることができないのが真実なんですよね...ユーミンの『中央フリーウェイ』みたいな感じの曲ありましたよね?あれ結構好きでした。」
––––えーっと、「意外BREAK」でしょうか。
「ああそんな曲だったかも。とにかくその曲で会場の雰囲気が変わったのを肌で覚えています。」
––––アンコールでは桜井さん、生田さんをはじめメンバーの皆さんも駆けつけてくれました。
「まあ誰か来るんだろうなとは思ってました。ユニット曲のメンバーということでアンコールはじめは桜井、生田の2名だけでしたが、あとからぞろぞろ入ってきたのには驚きましたね(笑)。おいおい、ソロコンサートじゃなかったのかよ、とは思わなくもないですが。」
––––そういえば、当時は誰を推されていたのですか。
「秋元真夏さんと衛藤美彩さんの握手にはよく行ってました。生誕Tシャツも持っています。コンサート最後にこのお2人の絡みが見られたのは個人的にはデカかったですね。」
––––ズッキュンしていましたよね。では最後に総括的な感じで何かお願いします。
「そうですね、ライブ中の赤い景色、『乃木坂の詩』での紫の景色、『サヨナラの意味』では緑まで入れて。そもそもovertureから熱気に押しつぶされそうだったあの日の両国国技館に、乃木坂ヲタクならびにみさみさーくるの皆様方の本気を見たような気がします。栄オタの血が騒ぎました。」
––––ありがとうございました。
「ありがとうございました。」