サマステ(勝ち)

 3年ぶりのサマステだそうだ。僕にとっては初のサマステ。SKE48に関しては、例年はチームごとに分かれていたが、今回は、プリマステラ/10期・11期/選抜 という分かれ方をしていた。選抜のみを2枚で申し込んで当選。いつも一緒に参戦するオタクが来られなくなってしまったので、アイドルオタクではないが仲の良い友だち(以下Aとする)を誘って参戦した。

 サマステも初めてだし、六本木も初めてだった僕は、勝手を知るために、今回来られなかった彼が書いた過去のサマステに関するブログを事前に読んでいた。すると現地でその記事に貼られていた画像と同じような掲示を見つけた。それがこちら。

f:id:mionnnnrm:20220822223024j:image

 僕らは238・239だった。チケット表示のときは相当後ろの番号なのかと落胆したが、これを見るとどうやらそういうわけでもなさそうだった。集合前に会場まわりをひととおり散策して、上手側から入場することがわかっていたので、下手側までいったん進めば前列は狙えると踏んだ。すると予想どおり中央ブロックに行きたい連中やすぐに座席を求める人間は多く、下手側まで進めというスタッフの指示さえあったが、それに従っているオタクのほうが少なかったのではないか。それに従った僕らは難なく下手側の2列目を獲得。そこは普通ならば238番が座れる位置ではなかった。作戦勝ちである。

f:id:mionnnnrm:20220822230641j:image

 Aには事前にSKEソートをやらせており、その結果は江籠裕奈を1位に据えていたが、10年近い付き合いからすればなんか違うような気もした。それでもひとまずペンライトを貸し、ピンクと黄色をずっと振っておくよう言った。僕はもちろん緑。

 さあ開演である。1曲目は「意外にマンゴー」。冒頭も冒頭で我々の真前に江籠さんがやってきたので2人で高まったし、ここで茉椰さんからの出席確認をすでに終えたのでたいへん満足だった。そこから「ごめんね、SUMMER」「あの頃の君を見つけた」と続く。夏のSKEのライブでごめサマを聞かずには帰れないだろう。それにこの頭3曲、リリース年が程よくバラバラで古参にも新規にも復活にも優しかった。あと曲後のMC中に太田彩夏に指差されたあと(サイが緑だからか)睨まれるなどした(妄想乙)。

 ユニットを5曲挟んだ。前半2曲は背が低い組と高い組、後半3曲は8〜10期/7D2/3〜6期という編成だった。「オネストマン」にて太田彩夏のサイを振ろうとしたところ、2本貸していたため本数が足りなかった。「奇跡の流星群」を回収できたのはデカい。まわりがみんなピンクと黄色にしててステキだった。「キスだって左利き」はみよまるーちゃんが強いな...と思っていたらさとかほと真凛ちゃんが両脇を固めているし美澪ちゃんだっている。隙がまるでない。「強がり時計」を7D2に持ってきたのは太田彩夏の歌の上手さを知らしめるためですよね〜わかるわかる。お姉さん組が「少女は真夏に何をする?」とかいう一番運動量ある曲でウケちゃった。優月がかなり良い味出してた。そのあとお姉さん組でそのままMC入っちゃったのでこのライブ、太田彩夏のMCがないんですよね。そこだけセンスないわ〜。でもくまさんってこんなに上手くしゃべり回せるんだ〜ってなった。たしかにくまさんが身長低い組なのは意外だった。

 全体曲「賛成カワイイ!」「パレオはエメラルド」「無意識の色」で終演。その賛カワの大サビ前の掛け合いで、目の前に茉椰さんが来た。掛け合い中ずっと目の前にいた。あれを爆レスと言わずして何という?声出せてたらより最高だっただろう。まわりに緑は観測していないしあれは誰がどう見ても俺と彼女の「時間」だった。マンゴーで満足して帰らなくて良かった。文字にすると実に陳腐に聞こえるが、あの瞬間の興奮は筆舌に尽くし難い。

 アンコールがなかったのが事実としては悔やまれるが、そんなことはどうでも良いのだ。致死量のレスを浴びたのでちゃんと帰れるかどうか怪しかった。実際2人で居酒屋で盛り上がって終電を逃した。そしてやはりA君は僕の読み通り江籠さんはなんか違ったと言っていた。今回のライブでは社長がお気に召したそう。幕張のトーク会に一緒に行くことになったし、E公演にも連れて行きたい。

 

 いやはや野外ライブ、最高である。

f:id:mionnnnrm:20220822234731j:image